ジャズを歌ってきて良かったと思う事


いきなりですが・・・・。


私がまだ二十代前半だった頃。


色んな縁が重なってバンドでソウル、ファンクあたりを歌い狂っておりました。


しかし、バンドメンバーは皆、演奏はうまいものの、音楽一本で仕事をしているわけでなく、(当時の私ももちろんそうだった)バンドメンバーの維持が大変だった。良いメンバーも会社の転勤!とかでいきなりいなくなってしまう。。。。
良いメンバーがいるバンドを維持するのはかなり大変だ。


私はもっと歌いたいのに!


・・・・・ストレスがたまる中、バンドをやりつつ、ゴスペルもやり始めた。


するとここでも問題発生で、ゴスペルを一緒に当時歌うようになった皆様方、熱意のある人やら、ない人やら交じっている中で、

私はまるで気が狂った麻薬中毒者のように


もっと、もっと、歌いたい!! と思っていた。


みんな何故もっと練習してこないのだ!!! 何故だ、何故だ!!!

と勝手な気持ちがあふれていた。




そんな中、偶然出会ったのがジャズで、大袈裟だが当時の私はジャズに 『救われた』と感じた。


何故ならジャズは色々なお店で頻繁にセッションがあり、誰でも飛び入りOKだったから!


素人の方からプロの方まで参加しているセッションで、


『身、一つで歌い放題』   だった。


自分さえ頑張ればいつでも歌える!!!  自由だ~!


・・・・・歌い始めた時は知らなかったけど、結構皆様、色々なイベントに出演して稼いでいた。


『歌でお金がもらえる』


当時の私はそれが夢のように嬉しく、関係者の方より

『ジャズをやるならスタンダード曲を500曲はおぼえろ』

とアドバイスを受け、これまた狂ったように朝晩歌詞やメロディーを覚えまくった。

500曲とは言わないけど300曲位は覚えたか・・・?

     

そしてここで、今回題名にした、『ジャズを歌ってきて良かったと思う事』に戻るのですが。


スタンダード曲というのは映画音楽や何やらで使われた曲が、皆に愛され色んな人から何度も何度も長きにわたり演奏され受け継がれてきたもの・・・・・。


とは言え、私はジャズを始める前はそんなに色々な曲は知らなかった。

が、大量の曲を覚えたことによって素敵な恩恵が。


その色々ある中の恩恵の一つは曲をより深く味わう事ができる機会が多くなった、という事。


以前はただのBGMにしか聞こえなかったものが、自分で覚え、歌えるまでに発展した曲だと初めて聞く曲でも(曲を知っていてもその人の演奏はしらない)、それはそれは味わい深く聴ける。


多分、歌を大量に聴き、覚えていなければ何とも感じなかったであろう曲が、しみじみ美しく聴こえる。



思った以上に凄く気持ちの良い感動が出てくる。


・・・・・・・・・と、ここで、最近聴いて感動した曲を紹介したかったのですが、長くなったので明日に続く・・・・・・!


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